CRS信州ツーリング(志賀草津道路・奥飛騨温泉郷)その②

国道19号線は、長閑な景色の中をスイスイと気持ち良く走ることのできる道です。

気温は9度C、小雨交じりでマイナスイオン漂う山間部を深呼吸しながら標高を稼いで行きます。

塩尻市内に入った辺りから混雑が始まり、渋滞の中をだらだらと進み、第二集合場所(長野道塩尻北IC近くのコンビニエンスストアー)に到着したのが予定から1時間遅れのAM11:30。

ここで、大阪から直行していたCB1300のY氏、そして横浜から駆けつけてくれたCB1300のM氏・ホーネットのMさんと合流!

「待たせてごめんね〜。」

挨拶もそこそこに、結構本降りになってきた雨の中を北へ向けて出発!

ここからの水先案内を担ってくださるのがBMWR100GSのF氏です。彼は長野五輪開催時頃に長野市内に約4年間お仕事の都合で長期滞在の経験をお持ちで、信州のライディングスポットは走り尽くしておられる猛者です。 本日の宿まで、そして明日の志賀草津道路から諏訪ICまでを担当していただきます。よろしくおねがいしま〜す!

国道19号を北上、松本を過ぎた辺りから、本当なら穂高連峰を遠くに眺めながら走るはずが・・・一面真っ白な雲に覆われています

朝からろくに食事を摂っていないので、道の駅で早めの昼食ということで・・・・やはり信州に来たら・・・まずはお蕎麦から。

 

お蕎麦やお焼きに舌鼓を打ちながら、遅れを取り戻すためにさっさと準備して出発!
ん!誰や?毎回準備が遅いのは(笑)

混雑も無くなりスイスイと心地よいクルージングで長野方向へさらに北上して行き、信州新町から県道36号へ左折進行し小川村を目指します。

小川村は「星と緑のロマン館」から見る北アルプスの眺めが素晴らしく、そこへ至る県道は車同士の離合が難しいくらい細く、しかも七曲しながらぐんぐんと高度を上げていきます。

星と緑のロマン館での今日の眺めは

一面の雲〜!!!

う〜ん、本当ならこんな景色のはずが・・・・

リベンジを誓い先を急ぐ事にします。


小川村から鬼無里村へ北上し鬼無里交差点で国道406号に右折進行します。

当初の計画ではここを直進し戸隠高原をクルージングの予定でしたが、高速での事故渋滞や雨のために大幅に時間が押しているので、戸隠を割愛し本日の宿泊地の長野駅前第一ホテルを目指します。

この国道(鬼無里街道)も川沿いのなかなか素晴らしい景色の中を快調に進み、やがて長野市内に入り道路は混雑してきますが、ここからがBMWR100GS-F氏の的確な道案内が大きな効果を発揮します。
込み合う国道からわき道に逸れると、地図にも載っていないような細街路をすいすいと進んでいきます。途中とても大きなお寺の門前を横切り観光客と思われる人々の間を進む場所がありました。よく見るとそこは、かの有名な善光寺のまん前!本日一番の雑踏です。
門前通りの情緒をちょこっと感じながら通過しJR長野駅前のホテルに到着したのがPM4:00。
予定時刻ジャスト!です。

長野第一ホテルhttp://www.nagano-daiichi.com/はビジネスホテルなのですが、到着するや否やフロントの方々が表まで迎えに出てくださり「雨の中、お疲れ様でした。さっそく温泉に浸かってごゆっくりお寛ぎください」と。とても印象が良いのです!

屋上の展望露天風呂(温泉)で本日の疲れを流し、PM6:30から近くに予約しておいた郷土料理のお店で夜の宴の始まり始まり〜。

遠く信州の地に久しぶりに会した仲間との話しは尽きません。
明日の好天を期待しつつ眠りに就くのでした。