また悲しい事故が

<宮崎暴走>男性、認知症の治療中 外出を家族気付かず

 宮崎市中心部で軽乗用車が歩道上を約700メートル暴走し、歩行者ら7人が死傷した事故で、宮崎県警は29日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で、車を運転していた鹿児島県日置市の男性(73)の自宅を家宅捜索した。県警は男性が認知症の治療を受け、今月26日まで入院していた他、てんかんの病歴もあったとの情報を得ており、事故原因との関連について慎重に調べている。(毎日新聞)



自動車等が進入できない歩道・逆行できない高速道路といった、まずは設備面からの予防策が必要なのではないかなあと思ってしまいます。

今回の事故に限らず、違法薬物使用者や居眠り運転・酒気帯び運転による常識や法令を無視した「暴走行為」から他の人々を守るためにも、交通工学でいう「交通(道路)構造設備」が重要に思います。

正常な人だけが握るハンドルであるべきはずが、守られていない今日、人の判断に頼っての交通安全は成り立たないように思ってしまいます。