ややこしいのです。

高速道路の交通管理隊のその主な事業は、 1.道路巡回業務 2.交通規制、事故処理等の補助業務 3.道路管制業務 4.道路法等違反車両の取締等の補助業務 とあります。

その為のパトロールカーは

このように黄色主体の車両に黄色と赤色の回転灯ではなかったでしょうか?

この頃は

警察のパトロールカーと見間違うような車両に赤色回転灯を装備しています。

高速道路のインターチェンジにさしかかると、白色と紺色のツートーンの車体に赤色回転灯を装備した当該車両が回転灯を点灯させてものものしく並び、これまた高速警察隊員と見間違うような服装の交通管理隊員が「威風堂々」と立っているのをよく見かけます。

警察の検問かな? 免許証の提示を準備していると、どうやら過積載トラックを探している様子です。じつに紛らわしい。

事故現場への緊急走行時の赤色回転灯点灯は良しとしても、それ以外は黄色を使うのがルールではなかったのでは?
「注意喚起」のつもりで赤色を使うのでしょうが、走行中突然バックミラーに赤色回転灯の点滅が見えたら、「緊急車両が後方から近付いてくる!」と誰もが判断するでしょうし、その結果、緊急車両に道を譲ろうと慌てて車線変更する車両も見られます。不必要な過度の緊張を生じさせてはいないでしょうか。注意喚起には黄色でも充分ではないでしょうか。

たとえ移動のための高速道路であっても、穏やかな気持ちで走っていたいものですが、時速80キロで走っていても、一目見て読みきることが難しい横断幕などに驚くこともしばしばの高速道路。
そこへもってきて、こうもいつもいつも赤色回転灯が、キンキラキンキラとあちらこちらに光っていると、妙な緊張を強いられますし、本当に緊急を要する緊急執行に悪影響があるような気もいたします。

さてこの中で、どの人が本物のお巡りさんでしょう?

警察に酷似した服装や車両が、本当に必要なのでしょうか?疑問です。