昨夜の稽古は

久しぶりに 長男と次男が指導の手伝いに 嫁さんが見学(見物?)に 来てくれた。

「久しぶりに締める黒帯は なんか気が引き締まるなあ」

そんなことを言いながら息子たちが道場に進むと  最近引き締まりつつある子供たちの緊張が「ピーン」と更に高まるのが手に取るように分かる。

師範が
「おう、お前たち、よく来てくれたな(笑)しごいてやってくれ」

打ち込み、続いて組み手の稽古。

普段なかなか声が出せていない子供たちに 息子たちから容赦なく激が飛ぶ。

「声を出さんか〜! 気合入れて 大きな声を出さんかい」

「声を出せば 突き蹴りのスピードが上がるんや!」

「声で 相手を倒せ!」「よっしゃ おら〜!」

「いけ!いけ!いけ〜!!!」

すると 子供たちの動きに少しではあるが変化が見られる。

普段よりも 少しだが 活気が増したように。



稽古を終えた帰り道の車中で

わたくし「なんだか お前たちの幼い頃を思い出すなあ。」

次男「なに言うてんねん。俺らの稽古のとき おやじむちゃくちゃ怖かったで。いま優し過ぎるわ(笑)」

嫁さん「歳とったもんね」

わたくし「あほか!」

長男「学校の休みが合えば・・・また手伝いに行くし。今日は久しぶりに気持ちよかったで」

わたくし「すまんな、頼むわ」

嫁さん「また 洗濯物が増えそうやね(笑)」