讃岐うどんと皿鉢の旅 酔って候、浮かれて候!(3月6〜7日)  その2


国道32号線は 走行する車も少なく 程よいワインディングが続く

まず小歩危渓谷にさしかかる  雨の影響を感じさせない透きとおった川の流れが目にまぶしい

そして大歩危渓谷  15年も昔 ツーリングで立ち寄ったうどん屋さんが目にとまった

今年一月に天国へ旅立った友と このお店で「たらいうどん」を食ったのが懐かしい

しかし近づいてみると当時とは違って とても広い駐車場が備わっているではないか

すかさずバイクを進め ここで小休止することに

当時のままなのはうどん屋さんだけで コンビニやモ〇ベルの販売店が新しい建物に陣取っている

建物の裏を流れる渓流で ラフティングが行われており モ〇ベルの一人勝ちの態を感じるのはわたくしだけではないであろう

しばしの休憩の後 小雨の中 高知目指して出発

南国市を経由して 高知駅付近のホテルに到着したのが午後3時30分

ホテルの受付カウンターに なにやら見慣れたものが掲示してある・・

そうSDカード!  提示するとなんと宿泊費用一割引ですと  ラッキー!

チエックインを済ませ なにはともあれ展望大浴場へ    あはは 一番乗り たった一人で大浴場 思わず泳いでしまう 気持ちいい!

4時30分に 全員ロビーに集合し 高知市内見物にいざ出発

商店街や街のあちらこちらで イベント「土佐の「おきゃく」2010!」が始まっており にぎやかな楽しい雰囲気である

我々一行は ひろめ市場を目指した


海産物をはじめ高知の名物のお店が所狭しと並ぶ中に 4〜6人掛けのイスとテーブルが これまた所狭しと置かれ 客がひしめき合っている

まるで市場全体が 一軒の居酒屋さん

まだ外は明るいというのに ビール片手に わいわいがやがや いや〜 楽しそう

我々も早速テーブル確保に走ると 一人で飲んでいた地元の親父さんが

「よかったらここに座るき わしは相席でかまわんきに」と席を譲ってくれたではないか

「えらいすんません おおきに」   こちらもいつも以上の大阪弁

飲み物は 席に程近い商店で買い 食べ物はお目当てのお店を探して買ってくる

空きコップや皿は 市場のスタッフが集めて回ってくれるため 客はどんどん注文に走る仕組みだ  しかも安い!  

席のお礼に 親父さんにビールを贈呈し とりあえず 我々一行と 親父さんと 何だか分からんがあたりの人たち皆で 「かんぱ〜い」

地元の人に勧められるがままに 「かつおのたたき(塩)」「のれそれ」「ひろめ焼き」「お刺身盛り合わせ」「どろめ」「酒盗(しゅとう)」「うつぼのたたき」「鯨の串かつ」・・・・・・!

皿鉢料理の品々を 色々なお店から仕入れてはたいらげる

高知弁が飛び交うとてもローカルな市場の中で 知らない親父さんと肩組んで

「・・・・しちゅうき」   「・・・じゃけえ ・・・・ぜよ」

坂本竜馬が そこいら中に・・・    楽しいぞ  美味いぞ

酔って候、浮かれて候!