自由と規律

冬季オリンピック選手団の移動の際 決められた服装が守れず 謝罪会見に追い込まれた選手がいる

ネクタイはゆるく ワイシャツの裾はズボンから飛び出し ズボンはずり落ちる寸前 当然ズボンの裾はぐちゃぐちゃ 

年配の方々の前であっても 手はポケットに

自宅で 家族と過ごすひと時の その姿が 公の場にある


日本代表選手のみが着用することの出来るユニフォームはいわば制服

制服には「この団体に所属する人間である」という崇高な意味が込められており

制服を作るときに考えられた「制服の与えるイメージ」が存在する

本来どおり 正しく着用することで その狙いが表現される

団体の一員として行動している自覚を持てば 着こなしも自ずと正される



社会では 様々な規律の上に 個々の自由が守られるはず

彼は 規律を遵守することが「不自由」と教えられてきたのであろうか?

オリンピック選手というスーパーアスリートであるだけに 残念でならない