師事

昨日、久しぶりに立ち寄ってくれた友人が

「師匠から、〇〇〇拳法〇〇道院長を引き継げ、とお言葉があり・・・・」と。

彼は、この拳法の修行を始めて十数年になりますが、持ち前のバイタリティーと粘りで、高段位を取得するに至り、後進への指導力やその人柄の素晴らしさがもっぱらの評判でもあります。

カーディーラーの営業所長という、とても忙しい立場にありながらも欠かさず道院に通い、自らの稽古はもちろん、後輩たちの稽古の相手を務め、休日のほとんどは試合会場に赴き、受付から会場設営、選手召集係から審判に至るまで、率先して使役に没頭しておられました。

「良かったですね。一生懸命ひたすらに師事してこられたからこそ、お声が・・・・・」

「今月やっと五段の昇段審査です。これからです。」

胸を張る彼は、とても凛々しく輝いていました。