加速車線

高速道路の本線に合流する為の加速車線のことですが・・・・・。

この頃、この車線でしっかり加速しない車が多いように思えます。

なにやら、低燃費を売りにしている乗用車には、低燃費走行を妨げるアクセルの踏みすぎをドライバーに知らせる仕組みがあり、しっかり加速しようとアクセルを踏み込もうものなら、燃料過大消費を知らせる各種インジケーターが色の変化や表示を繰り返すため、加速行為に罪悪感を感じてしまうそうです。

そのため、後続車の状況等よりも自分の低燃費走行の是非に気をとられることになっているようです。

加速しない車両に追いついてしまうと十分な加速が出来ないまま本線に進入してしまわなくてはならず、その気になればス〜っと加速できる乗用車はまだ良いのですが、加速の苦手な軽トラックや大型車は、本線走行中の後続車にブレーキを掛けさせてしまうことになったり、追突されやしないかと恐ろしい思いをするばかりです。

低燃費政策は、省資源の面でも経済性の面でも大切ですが、加速車線だけはしっかり加速しなければなりませんね。

本線上を走行中は、合流(加速)車線から加速しないまま合流してくる車両にしっかり注意して、予め追い越し車線に逃げておくくらいの心がけが、事故防止に効果的かもしれませんね。