交通安全教育
折からの自転車ブーム、健康志向の後押しもあってか俄かに自転車利用者が急増しました。
するとどうでしょう。自転車がらみの交通事故が急増し警察庁が対策に乗り出す始末です。
自転車の運転運行に関しては、以前から明確な規則が無く地方の行政単位で運用に差が生じていました。
あるとき「車道を走れ!」と言ってみればまたあるときは「歩道を・・・・」
やっと今回は「車道左側を走行せよ!」と規則を統一するらしいのですが 車道の左側に路側帯の無い或いは路側帯が狭い道路も数多く ものすごい速度差で後方から他の車両に追い抜かれる恐怖にさらされながら自転車を運転することなど到底出来そうにありません。
規則など法の整備に携る方々が 実際に自転車を運転し 輻輳する道路交通の中に身を置いて検討しておられるのでしょうか?
「歩道上で事故が多発しているのだから・・・自転車は車道を走れ!」
というような短絡的な発想でないことを願うばかりです。
車道左側を言われたとおり真面目に走る自転車が 後方から進む他の車両と交通事故を多発し「自転車利用者の事故死急増!」 などということが絶対に有ってはなりませんからね。
交通安全教育を義務教育の正課に取り込み 幼少時からの教育指導が続けられれば
10年単位の気の遠くなる仕事ではあるでしょうが きっと大きな効果が生じてくることでしょう。
交通事故抑止! 唱え続けるしかありません。