ある会合に思う

定期的に開かれる地域のとある会合がある。

わたくしはその会合の協議会員で 会合の都度出席している。

先日(平日)午後7時から会合が行われたが 出席者は予定の半数。

まあそれでも せっかく集まったのだからと 始まった。

議長から「何かご意見があれば 次回会合の議題に・・・」と意見を求められわたくしにその順番が回ってきた。

ならば 普段地区会などで問題になっていることをいくつか述べると・・・

議長「それは〇〇ですなあ。これも〇〇ですし、別に上に持っていく必要無いのとちゃいまっか」

おいおい、議長さんの私見を尋ねとるのとちゃいまっせ!

わたくし「出された意見は きちんと会合で諮るべきでしょう。あなた個人に意見しているのではありません」

議長「・・・・・」

次の会合は来年1月。どうなることやら・・・



ま、しかし、勤め人をしていた昔、職場でよくある風景であったような。

現場の意見は 往々にして訳の分からん中間管理職によってもみ消され 組織としての対応の遅れを生じさせる。

「僕の趣味は バイクでツーリングすることです!」

と、胸を張って周りに言う事が躊躇われる大学生・高校生たちの実態を バイクメーカーは知っているのだろうか?
ひとたび「バイクが好き!」と言ってしまうと
マフラーを改造し爆音轟かせる大型スクーターで 車載スピーカーから大音量の音楽を流しながら 縦横無尽に我が勝手に走り回っている連中
と 同じように思われてしまうことが多いそうである。

片方で走行騒音規制とか排気音規制・出力規制とかやってみても メーカーの子会社のようなホ〇ダアクセスとかワ〇ズギアのカタログには 簡単に消音器を取り外せるマフラーや 大音量で音楽を流せる車載スピーカーやオーディオ機器がわんさか掲載されている矛盾。

バイク愛好者の声や意見が  どこかで 出世にしか興味の無い中間管理職の毒牙の犠牲になっていなければよいが・・・。