ひったくり全国一返上だ!「忍び」の覆面バイク隊

 街頭犯罪の発生件数が10年連続全国一の大阪府で、府警が、市販の小型二輪車に私服警察官が乗る「覆面バイク隊」を走らせている。赤色灯もサイレンも装備していないため、警察車両と気づかれずに、パトカーが進入できない路地裏まで「忍び」のように追尾できる。春からはカメラも搭載し、逃走車両などの捜査に活用する。


 府警犯罪対策室によると、府内の街頭犯罪(路上強盗、ひったくりなど)の発生件数は2000年以降、全国最悪。摘発のため、01年には小回りが利く青バイ(250cc)42台も導入した。

 しかし、青バイでも入れない細い路地などに逃げ込まれるケースがあり、昨年11月、125ccのスクーター230台を導入。警察車両だとわからないよう車種や色をそろえず、無線機もヘルメット内側に仕込んだ。警官は私服で乗る。

 今年1月の街頭犯罪件数は、統計がある1989年以降では最少の6305件。東京と同数で、月間数だが、この10年では初めて「単独ワースト1」ではなくなった。府警は「覆面バイク隊を切り札に、汚名返上を目指す」としている。

(2010年3月2日15時16分 読売新聞)



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