「モドキ」は確かにいますが・・・

偽白バイ警官“運転中に携帯”の女性から罰金徴収
 警察官のような格好をした男に交通違反反則金と称して現金2万円をだまし取られた、と滋賀県湖南市の女性会社員(28)が26日までに、滋賀県警近江八幡署に届けた。男は白バイのようなバイクに乗り、白いヘルメット、水色の半袖シャツ、紺色のベスト姿で、運転中の携帯電話使用の反則金を求めたという。同署は詐欺容疑で捜査している。

 近江八幡署によると、女性は25日午後3時ごろ、滋賀県竜王町薬師の県道で携帯電話で話しながら軽自動車を運転していたところ、両サイドにボックスのついた白いバイクに乗った30歳くらいの男に停止を求められた。白いジェットタイプのヘルメットをかぶり、水色の半袖シャツ、紺色のズボンとベスト姿。左腰に無線機のようなものをつけており、警察官のような格好だったという。

 車を停止させると、男は運転席の横にやってきて窓越しに「運転中に携帯電話で話していましたね。違反です。交通ルールを守ってください」と言って、免許証の提示を求めた。免許証をみせると、男は女性の住所、氏名、電話番号を黒色のバインダーに挟んだ白い紙に書き込んだ後、「罰金2万円です。携帯電話による違反の罰金は、現金でもらっています」と反則金の支払いを求めた。

 女性は男を警察官と思い込み、その場で2万円を支払った。しかし、後で友人に違反について話したところ、「警察官がその場で罰金をとることはない」と指摘され同署に相談、被害が発覚した。男は警察手帳を見せることはなく、違反切符を切ることもなかった。女性は「バイクは原付ではなく、大きなバイクで白バイのようだった」と話している。過去に反則金を支払ったことはなかったという。滋賀県内で同様の被害は、確認されていない。

 運転中の携帯電話使用の反則金は6000円で、通常は金融機関で支払う。同署は、交通違反の検挙について「免許証を確認した後、交通反則告知書に違反者の住所、氏名、違反内容などを書き込み、署名と指印をしてもらう。そして、違反者に控えとして交通反則告知書1枚を渡す。その場で現金での反則金支払いを求めることは絶対にありません」と話している。

[ 2009年07月 スポーツニッポン


☆ そういえば  白バイモドキって よく見かけますね!!!